7/8日 三ツ瀬明神山 その4:六合目で三ツ瀬道と分かれ、鬼岩乗越を通り、栃ノ木沢への巻き道に入る。
馬の背岩を下り、しばらくの間は稜線を歩きますが、山頂から来ているこの道は、この山のメーンストリートともいうべき部分で、三ツ瀬地区の登山口から来る道、乳岩峡から来る道、鳳来湖から来る道が六合目で集結して、そこから今下って来た山頂まではこの道一本となっているのです。...
View Article7/8日 三ツ瀬明神山 その5(最終記事):栃ノ木沢に下山。花があまりにも少なかったので湿地に寄り道。
わざわざ巻き道を通って栃ノ木沢まで戻るのは、探しものがあったからなのですが、身体が暑さでバテてしまって、探しものをしながら山道を下って行く元気がなくなってしまいました。 当初の目標をきちんとこなせなかったので、欲求不満となっています。 そこで、最後の栃ノ木沢で水分補給をして、車に戻ってから、帰りに湿地に立ち寄ってこの時季に咲く花を見ていくことに決めました。 巻き道上で最初の分岐点 ↓...
View Article7/15日 酷暑の雨生山(上): それでも見たい花があって行ってきました。
キキョウ、ユウスゲ、コオニユリなど、この時期に咲く花が見たくて、暑い中を雨生山(うぶさん)に行ってきました。 最初の目論みでは、ユウスゲはその名前のように夕刻(実際には午後5時頃)から咲き出しますので、これに合わせて行動することにしました。 昼食後の一番暑い時間帯に家を出て、車で約二時間かけて山麓に着きます。...
View Article雨生山(下)(最終記事):オオスズメバチに追い回されて疲労困憊 戦意喪失して撤退する羽目に。
前記事のネズミサシを撮っているあたりからでしたでしょうか、蜂の羽音で、重低音が身近に迫ってきました。 知らないこととはいえ、スズメバチの巣に近づいてしまったようです。それもオオスズメバチのようで、迫力ある重低音が頭の周りを回っています。 こちらには巣を見つけて攻撃するつもりは全くないのですが、相手の防衛圏内を侵犯したようですから、蜂君のほうは既に臨戦態勢に入っているようです。...
View Articleナツエビネ 庭のものが綻びはじめました。
拙庭のナツエビネが、下から蕾を開き始めました。 この株は、一昨年に、山を歩いている中で、沢筋の斜面が崩れて、その表面にひと株浮いていたもので、やや萎れて弱っていたものを、小生が拾って来て庭に植えたものでした。 その翌年(昨年)に蕾を着けましたが、その時までこのエビネは普通のエビネだとばかり思っていました。...
View Article7/21日 夏でも寒い? というわけで・・・。 木曽御嶽黒沢道を歩いて来ました。
梅雨明けして、こう暑くては敵わない・・・と家でごろごろしています。 一昨日、急に思い立って、木曽御嶽を歩いてみようということになり、車で家を出たのは午後8時少し前のことでした。 そんな時間ですから、道は割合空いていて、日付が変わる少し前に、黒沢登山口の中の湯につきました。 そこで仮眠を取り、翌(21)日午前3時半に起床。...
View Article7/21日 木曽御嶽黒沢道で見た草花や生き物など その1:ゴゼンタチバナ マイヅルソウ ツマトリソウ イワギキョウ
木曽御嶽のレポートを8回に分けてやっていきますが、今回はこれまでやってきた記事作りとは趣を変えて、①植物・動物、②登りの道筋、③下りの道筋、④山岳景観と4つに分けて、それぞれ2記事ずつレポートしてみます。 この分け方はやや無理を生じていますので、適当に距離を置いてお付き合いください。 位置図 ↓ カシバードによる鳥瞰図 ↓ 実行図 ↓ 東(右)から西(左)までを往復しています。 夜明前の東の空 ↓...
View Article7/21日 木曽御嶽黒沢道で見た草花や生き物など その2:ミヤマハンノキ コケモモ オンタデ ウラジロナナカマド イワツメクサ 帰途にシモツケなど
この記事では高山植物帯に入ってから、二ノ池までを目指して登っていき、そこで折り返して下ってくる道筋で、来るときに見落としていたものや、車に乗って帰る途中に目に留まった草花などを挙げていきます。 ミヤマハンノキ ↓ 残雪の上を歩いている時に、この花も見ました。 ミヤマトウキか? ↓ セリ科の花はどれも似たように見えて区別が難しいです。 ハイマツ帯 ↓...
View Articleユウスゲが庭でやっと咲き始めました。
庭で野草を栽培していて、花の咲く時季について気づいたことがあります。 それは大概の場合は庭の花の方が先に咲いて、自然界の花は咲く時季がちょっとだけ遅れるということでした。 このことは恐らく庭で栽培している方が、水遣りや、日除け、消毒、栄養面で配慮が効いて、条件を作りやすいからだろうと思ってきました。...
View Article7/21日 木曽御嶽黒沢道 その3:登山道を登りながら、八合目を過ぎたところまでに見たもの
その3と、その4では、登山道を歩きながら、動植物以外で、道筋で見かけたものを時系列に沿ってレポートします。 この記事では歩き始めから、八合目の女人堂を過ぎて、森林限界上を、九合目目指して歩いているところまでのレポートです。 朝の暗いうちから歩き始めました。これは涼しいうちに距離を稼いで、日差しの強い時はすでに気温の低い高地に着いて、行動したいと思ったからです。 六合半 ↓...
View Article7/21日 木曽御嶽黒沢道 その4:九合目を過ぎて、今回の最高地点、二ノ池の上部まで行きます。
朝早く出たのが幸いして、森林限界から上の、日を遮るものの無いところを歩いても、灼け付くような暑さは感じないで歩いていられます。 もっとも時刻はまだ午前8時頃ですので、平地の酷暑の時期でもこの時間はまだ凌げますね。 九合目、九合五杓の山小屋を過ぎると広い山頂部の一角に乗り上げます。 今山行では二ノ池を見下ろせる場所で、日除けをしながら休憩して、下山することになっています。 行く手 ↓...
View Article7/21日 木曽御嶽黒沢道 その5:二ノ池の上部で休憩後、もと来た道を七合目まで下る。
二ノ池の上部まで来ましたが、山小屋のある二ノ池の池畔まではおりませんでした。 ヘリコプターが小屋に荷揚げをしていて、頻繁に行き来しており、かなりの騒音で、近寄りたくなかったからです。 本来ならば、剣ヶ峰の山頂に行くところですが、噴火災害以後は立ち入り禁止になっていますので、これ以上は近寄ることが出来ません。 食事をしながら、写真を撮ったり、下りの準備をしたりして、時間を過ごします。 ヘリの荷下ろし...
View Article7/21日 木曽御嶽黒沢道 その6:黒沢道・中の湯登山口に下山し、車で帰途につく。 途中で小野の滝に立ち寄る
時刻が午前11時を過ぎています。如何に夏でも寒い・・・と歌われている木曽御嶽でも、ここが七合目で標高2100メートルを超す場所であっても、真夏の今は暑いですね。 身体が草臥れて、オーバーヒートしてきていますので、このあたりで最後の休憩を入れようと、その場所探しをしながら歩きます。 七合目行場小屋の有料(100円)トイレ ↓ 真新しい立派な建物のわきを通り過ぎます。 ロープウェイの駅への分岐点 ↓...
View Article7/21日 木曽御嶽その7:木曽御嶽の上部から眺めたほかの山々 (上の段)
今回は思いがけず天気に恵まれて、視界も良好でした。 山を歩いて広く山岳景観を得るというのは、小生にとっては根源的な喜びでありますので、それを画像データとして残したくて望遠レンズを装着したカメラを首からぶら下げて持ち歩きます。 これだけでも重さが2kg近くになりますので、血行を妨げ、長く歩くと腰が痛くなります。...
View Article7/21日 木曽御嶽その8(最終記事):木曽御嶽の上部から眺めたほかの山々 (下の段)
木曽御嶽山行のレポートは今日で最終となります。 梅雨明けして直後の山行でしたが、山の上に行って見ると、思いのほか視界が遠くまで届き、うすぼんやりとではありましたが富士山が見え、北アルプス、八ヶ岳、南アルプス、中央アルプスも見ることが出来て、”報われた”山行でした。 今回は仮眠の時間が短くて、帰りの道中で、睡魔に襲われてしまいましたが、このあたりを反省材料として、次なる安全登山を目指します。...
View Article7/30、31日 徳本峠 霞沢岳 上高地 その1:島島から島島谷川を遡り、二俣を経由して南沢沿いに歩く
7月の月末に山小屋に泊まって(これは久しぶりのことでした。)、北アルプスの南部を歩いて来ました。 大まかに言いますと、道は由緒ある峠路の徳本(とくごう)峠から上高地に抜ける道です。 今回は島島から沢沿いの道を歩いて、二俣を経由して旧岩魚留小屋の前を通って徳本峠に到り、峠の小屋に一泊して、翌日に霞沢岳を往復してから、上高地まで下り、バスを使って島島まで戻るという行程でした。...
View Article7/30、31日 徳本峠 霞沢岳 上高地 その2:水麗しい南沢沿いに歩き、沢を詰めていく。
このシリーズはその7までになります。進行速度はごくゆっくりで、やってる本人は、ボケ防止のつもりでレポートしていますので、適当に距離を置いてお付き合いください。 この山行中によく判ったことですが、ここ2~3年というもの、体力を相当落としてきているということが体感できるようになりました。...
View Articleヒオウギ ユウスゲ ナツエビネ
拙庭で今咲いている花です。 いずれも不法に拉致してきたものではありませんから、安心してご覧ください。 ヒオウギはどこからか真っ黒の種(ぬばたま)を持ってきて、庭にばらまいておいたものからの発芽です。 ユウスゲは自生地から種を採取してきて発芽させたもの。 ナツエビネはエビネ自生地で崩落斜面上に浮き流されて、枯死寸前のものを拾ってきたものです。 ヒオウギ ↓...
View Article7/30、31日 徳本峠 霞沢岳 上高地 その3:徳本峠周辺 猿を見たり、亜高山帯の草花を探したり。
明治24年(1891年)イギリスの宣教師ウォルター・ウェストンは、安曇村島々宿の旅館、清水屋の御主人の案内によって初めて徳本峠を越えました。 この後、上高地へ降り、上高地徳郷の小屋(明神館)へ泊り、 翌朝、梓川を渡り、徳郷の小屋(上高地牧場)配下の山に詳しい者、 奥原誠一と上条嘉門次の2人の案内で登山をすることとなります。...
View Article夜に活躍するもの:カラスウリ ユウスゲ ボルダリングジム
カラスウリの花のことをすっかり忘れていました。 もう季節が過ぎてしまったか心配しながら、いつもの場所に午後5時半を少し回ったころに行って見ました。 すると花の時季は峠を越えているようでしたが、本日これから咲くような蕾もあったので、日が落ちてから、懐中電灯を持って、またその場所に行って見ました。 すると、闇の中の、ところどころで花は咲いていました。 カラスウリの蕾 ↓...
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