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Channel: ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))
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小堤西池のカキツバタ      

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五月の中旬も後半に入りましたので、「ソロソロ良いか・・・?」と思い、カキツバタを見に行ってきました。
自転車で往復26KMの道のりは、適度な運動になりました。
それはともかくとして、肝心のカキツバタのほうは花の終末期と言う状態でした。
しかも、花の咲き方は例年に比べて少なくて、ヨシやイ草の勢いに押され気味でした。

この場所は後背地に丘陵地帯を有して、そこから滲みだす水を供給源にした、浅い池沼を含む湿地帯であり、周囲は田圃なのですが、約1ヘクタールのここだけが、田んぼとしては利用されていなくて、太古の昔からのままの状態が保持されてきたようです。

このカキツバタの自生地は、「小堤西池のカキツバタ群落」として、昭和13年(1938年)に国の天然記念物に指定されています。

なおこの地の保護については、地元有志・ボランティア・行政などが一体となって、除草や、背後の丘陵地の竹の伐採作業など長い年月に亘り、活動が行われてきています。

群生地に近づく ↓

自転車ですので、自動車が近づけない場所まで行けます。周囲の田圃では、ところどころで田植えの準備がされています。


小堤西池の端 ↓

群生地に着きました。花見の人たちが眺めています。



天然記念物の石碑 ↓




説明書き ↓




池の中 ↓




水際 ↓




花邑 ↓










花姿 ↓








ひょっこり ↓

ミシシッピアカミミガメでした。あまり居て欲しくはない種類ですね。


チガヤ ↓

伸びた穂が群れています。



ニワゼキショウ ↓

池の縁で、ちらほらと見られました。



サワフタギ ↓

池の端の、出島風に、土の盛り上がった場所で、咲いていました。






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