
↑ 今宵(10/1日)午後9時頃の月です。
「名月赤城山」
♪男ごころに男が惚れて
意気が解け合う赤城山
澄んだ夜空のまんまる月に
浮世横笛誰が吹く♪
懐かしい東海林太郎の唄でした。
同じ東海林太郎の唄ですが、こちらは満月なのかどうか・・・・・
「赤城の子守唄」の二番
♪坊や男児(おとこ)だねんねしな
親が無いとて泣くもんか
お月様さえただ一人
泣かずにいるからねんねしな♪
流行歌の後に、著名な人の句をご覧ください。(順番に格別の意味はありません。)
〇名月や杉に更けたる東大寺 夏目漱石
〇名月や池をめぐりて夜もすがら 松尾芭蕉
〇名月や畳の上に松の影 其 角
〇名月や宵すぐるまの心せき 飯田蛇笏
〇名月や笛になるべき竹伐らん 正岡子規
〇名月や崖に窮まる家二軒 長谷川かな女
〇名月や露にぬれぬは露ばかり 蕪村
〇名月をとつてくれろと泣く子かな 一茶
流石に風流人の句作が並びますね。
今宵の三河地方は月を見るに絶好の空模様となりました。
その上に、明日の晩こそはまん丸の、絶対的な満月となりますが、条件が整えばそちらもしっかりと眺めたいものです。