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Channel: ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))
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4/20日 藤原岳を孫田尾根から聖宝寺まで その5:岩稜の急登を詰め、藤原岳展望丘に到着。

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藤原岳の展望丘に到る、孫田尾根最後の部分は、岩屑のかなり急な傾斜です。身を隠すような大きな木がありませんので、眺望は良くなりますが、春霞のためにあまり遠くまでは届きません。
近くの海や海岸線まで見えてはいません。

日差しは強かったのですが、今回はゆっくり歩いていたお陰で、暑さをひどくは感じることなく、ノンビリ目に快適に登って行きます。

今回も植物名の同定に「その名前はどうかな?」というものが出てきますが、名前の確度については適当にお付き合いください。
どちらかというと山を歩いて、「山の景色」や「花」を見ていれば、それで気が済むようになってきています。老眼の進んでいることもあって、植物名の細かい詮索はもうどうでもよくなりかけています。

「どうでもいいじゃありませんか」というのは、彼のジョージ秋山のコミック「浮浪雲」内での主人公の素敵なセリフでしたね。
でん、でん、でん・・・・・・・

小生の場合は、年齢的な劣化現象なのですが、いい加減なものですね。(言い訳と、苦笑 ペコリ)

タチイヌノフグリか? ↓

これはたしか外来植物でしたね。



ミミナグサか? ↓

これも株が小さいので、思い悩みました。オランダミミナグサという選択肢もありますが、直感的にミミナグサと思いました。



メギ ↓

メギはもうちょっとで蕾が開くところです。



フクジュソウ ↓

福寿草はすでに青い果実の姿になっています。



岩屑の尾根 ↓

こんな道を登って行きます。危険はないのですが、やや歩きにくいと感じます。
しかし、ぐんぐん高度を稼ぐために爽快感は抜群です。



採掘箇所を見下ろす ↓

ついに採掘箇所の最上部を見下ろす位置にまで上がってきました。



採掘場の下部 ↓

石灰岩の採掘場の下の方も見ます。なおこの山は太平洋セメントが鉱業権を持っているそうで、もしかするとこの山の植物の生き死にもその会社の意のままなのかもしれません。
こんなに(酷い)掘削をしていてお山の先行きが心配です。



来し方 ↓


同じ画角をカシバードで確認 ↓

こうして眺めると、採掘場の上の稜線を歩いてきているのですね。



下部では ↓


カシバード ↓

桑名方面にまで視野を広げて眺めます。春霞のために海が見えて来ません。



展望丘山頂部 ↓

望遠で引き寄せると、山頂で憩う人達がすぐ近くに見えています。



振り返ると ↓


カシバードで山名確認 ↓

御在所岳の方面が背後に見えています。残念ながら春霞のためにこれが限度でした。



フクジュソウ ↓

もう福寿草の花は見られないと思っていましたが、一輪だけ残っていました。



展望丘に到着 ↓



展望丘に着きました。時刻は12時44分で、随分ゆっくりと歩いてきたものです。



御池岳方面 ↓

4月5日に歩いた御池岳と天狗岩方面は、良く見えていました。




藤原山荘方面 ↓

展望丘山頂は暑いので、すぐに藤原山荘(避難小屋)を目指して下ることにします。



ヒロハノアマナ ↓

山の斜面にヒロハノアマナが、日をたくさん浴びて精一杯花を拡げています。



ショウジョウバカマ ↓

ここで初めて、やや寸の詰まった、色鮮やかなショウジョウバカマを見ます。

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