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Channel: ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))
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4/27日 鈴鹿の竜ヶ岳(1099.6m)を白龍神社から一回り その1: 朝虹を見て出発。渓谷沿いに小峠まで

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この27日は私的には、忘れてはならない大事な日であったはずですが、早起きをして頭が寝ぼけていたのでしょうね、そのこと(命日)を忘れて行動してしまいました。
その罰が当ったとしかいえないような失態を、登山中にやってしまいました。
その失態とは、歩き始めてすぐに道を取り違えてしまい、もとの位置に戻るまで、往復1時間弱ですが、時と体力を無駄に費やしてしまいました。
「GPSを持ち歩きながら何故・・・?」という疑問も湧くと思いますが、現地に入り、GPSと実際の道で喰い違うことはままありますので、どちらかと言いますと、他人の踏み跡を判断材料にしがちな小生は、やすやすとこの罠に嵌ってしまったようです。

で、もとの位置に戻り、正規の道はどこかいろいろ探しましたが、川の流れのために道が崩れ、丸太橋も流れ落ちていたので見つけにくかったようで、気を取り直して対岸にある山道に取り付いたときには、結構身体に来ていました。

前夜は大阪で突風が吹いて、雹や雷で天気が荒れた日でしたね。
三重県のこの山域でも相当雨が降ったようで、朝のうちは道全体が濡れていて特に岩場では滑らないように、相当気を使いました。

今回は極めて愚直に竜ヶ岳を一周してきたそのレポートを、恐らく7回位に分けてすることになると思います。
どうかのんびりとお付き合いください。

山の姿 ↓

竜ヶ岳は南北に連なる鈴鹿山脈のほぼ中央に位置し、三重県側から登る場合は宇賀渓が登山基地になるようです。
山の頂上付近は笹に覆われ、のっぺりとしていますが、眺望は抜群だそうで、白山や御嶽、中央アルプスなどが見られると聞きました。
この画は下山後に山から離れて、逆光線の中で撮りました。



鳥瞰図(カシバードで描画) ↓

赤い線は実際に歩いた軌跡で、基点から反時計回りで歩きました。



行程実行図(カシミールで描画) ↓

赤の実線が途切れた部分はGPSスイッチの入れ忘れですね。それから、歩き始めにとんでもない部分に線が延びているのは、道迷いの失敗のあとです。



行程断面図(カシミールで描画) ↓

左側から山体の核心部分に向かうところは、沢をへつって歩いた部分であり、右側のなだらかなところは、旧道の舗装道路歩きの部分です。



山の端から太陽 ↓

午前5時20分、山の端から太陽が出ました。 時折雨が降ってきて、路面は未だ濡れています。



朝虹 ↓

朝から虹が見られました。幸先が良いかどうか、これからの行動にそんな縁起を担ぐことはありません。虹を観賞することをそこそこにして歩き始めます。
このせっかちさが道迷いを引き起こしたかもしれません。



迷った先に美花 ↓

ひとつの急斜面の尾根に取り付き、歩いていくうちにGPSの示す行動予定線からどんどん離れ始め、困難と危険を感じましたので、歩き始めのところまで引き返すことにしました。
その引き返しの土産にイワカガミの美花を撮ります。



シキミに虫こぶ ↓

歩き始めの場所に戻り、気を落ち着けて道探しをします。目の前にシキミの厚い葉についた虫こぶがありました。



やっと進路が決まる。 ↓

道が崩れて、川にかかった丸木橋も流されて。対岸に明瞭な道も見えなくて、これは道を探し出すのに苦労しました。 川を渡渉して向こう岸についた少し先で、やっとこの道を探し出せました。
これから小峠に着くまで、沢沿いに北上し、高度を上げて行きます。



丸木橋 ↓

この道筋では丸木橋が何度か出て来ましたが、下の流れから高度のある場所では木材がぬれていて滑りやすいので緊張させられました。



位置表示 ↓

こういう丁寧な標識が設置してあるところを見ますと、かつては、登山道路として相当地元が力を入れていたようですね。 それが今では寂れた道になってしまっています。



淵 ↓

こんな場所を岩伝いにヘツって行きます。未だ浅いので恐怖感はありません。



滝 ↓

小規模の滝もいくつか見て行きます。



丸木橋 ↓

今回はこの丸木橋には何度もお世話になりました。濡れていて滑りやすいので、その点の工夫がされるともっとありがたいと思いましたが、この際そんなのは贅沢すぎますね。



小峠着 ↓

沢を登り詰めると旧国道に合流します。この場所を小峠といい、今山行では竜ヶ岳をぐるっと周回した後で、この場所に戻ってくることになります。



小峠からまた山に潜っていきます。 ↓

この道標から一旦右に下り、別の沢沿いの道を、宇賀渓を目指して東進することになります。

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